第4回ハンギングバスケット・コンテナガーデンコンテストin松本が開催され、見ごたえのある作品が多数出展されました。ほんの一部ですが、見事入賞された作品(生徒さんの作品16点が受賞いたしました!)・印象に残った作品をご紹介します。
■ハンギングバスケット部門
テーマ:ひだまりの詩
色彩・フォルム・製作技術・管理などハンギングバスケットのポイントを十分に理解し、実践した優秀な作品として、高く評価されました。とても丁寧な植え込みがなされ、今秋の不順な天候の中でも植物が順調に生育していて、花を愛する想いがひしひしと伝わる作品です。
テーマ:秋日より
個性のある花材を上手にまとめあげ、とても優雅な作品となりました。松本城の門前(枡形跡広場)での開催にぴったり、城下町の風情によくマッチした作品で、観光客の方々が大勢写真を撮影されていました。観光都市「松本」・花いっぱい発祥の地「松本」でこんな『おもてなし』ができるといいですね。
テーマ:幸せの日々
ケイトウ、フジバカマなど、秋を彩る可憐な植物でまとめた爽やかで愛らしい作品です。フォーカルポイントがしっかりと捉えられており、葉色の配分も上手にできています。背景もご家族で楽しみながら制作されたとのこと・・タイトルどおりの幸せが感じられる作品です。
■コンテナガーデン部門
テーマ:喜久日和
品格があり、すっきりとまとまった作品です。寄せ植えには、つい、あれもこれも・・・と盛り込みたくなりますが、そこを我慢して必要な(役割のある)植物のみで構成するのはかなりの経験・技術が必要です。四季折々、たくさんの植物に触れ、たくさんの作品を作った方ならではの明快さが素晴らしいと思います。
テーマ:稔りの秋
ダリア、ノリウツギ、ケイトウ・・それぞれの植物の美しさを存分に引きだした「華」のある作品です。はっとする色合いが秋の澄んだ空気に冴えて、写真では伝えきれない魅力あふれる作品となりました。アンティークカラーのシンプルな鉢がしっとりと植物たちに寄り添っていますね。
テーマ:カントリーガーデン
箱庭風の楽しい作品です。こういうジオラマ風の作品は手間がかかりますが、じっくりと楽しみながら制作し、さまざまな角度から物語を楽しむことができます。一度はつくってみたい作品です。