ナカツタヤ ガーデンストリートで販売している庭木(苗木)・コニファーなどの生垣樹・低木類は、全てご自分で植え付けができます。
植えるときの参考にしていただけるように 基本的な木の植え方 をご紹介します。
ステップ1 準備する
苗木を買って帰ったら、なるべく早く植えつけましょう。もし、すぐに植えられないときはたっぷりと水をやり、直射日光のあたらない所で管理します。
事前に『腐葉土』・『強力たい肥』・『改良用土』と『支柱』を用意しておきます。
植付け前には、根鉢(麻布で巻いてある根の部分)を活力剤『メネデール』の100倍液に1時間程つけておくと発根が促進され根付きやすくなります。
ステップ2 植え穴を掘る
土の状態にもよりますが、おおむね根鉢の2倍くらいの穴を掘り、まわりもほぐしておきます。
ステップ3 土づくり
掘り出した土に、『腐葉土』2割と『強力たい肥』1割をよく混ぜて、掘った穴の半分まで埋め戻します。
ステップ4 植え付け①
埋め戻した土の上に密着するように根鉢を置きます。この時、根鉢を巻いてある麻布や麻紐はとる必要はありません。ポリ鉢や植木鉢に植えてある苗木は、鉢から抜いてから土の上に置きます。
植える高さは、根鉢の上部が元の地面と同じ高さになるようにします。
深く植え過ぎると根が酸欠になり根腐れしやすくなります。逆に、浅すぎると水切れしやすくなります。。
ステップ5 植え付け②
根鉢の半分くらい土を埋め戻したら、水を入れます。(ステップ1で使ったメネデールの100倍液を使うと良い)埋め戻した土を棒などでつつきながら、根鉢の下の土にもきちんと水を行き渡らせます。
残りの土も埋め戻して同様に水を入れます。
ステップ6 支柱立て
苗木の株元に巻き付いている麻紐が幹に食い込まないようにするため、麻紐を切ります。取り去る必要はありません。
苗木の周りに『水鉢』(土手のようなもの)を作ります。これは水やりをしたときに、水が流れ出てしまうのを防ぎます。
最後にしっかりと『支柱』を立て、苗木がグラつかないように紐で固定します。
(風などでグラつくと、せっかく出た新しい根が切れてしまい、根付きにくくなります)
ステップ7 マルチングをする
太陽光や風などによる乾燥から根を守るために、マルチングとして株元の地面に『改良用土』を厚さ3~5cm程度敷き詰めます。
管理のポイント
根付くまでの2~3年は、土の表面が白く乾いたら、たっぷりと水やりをしましょう。